与那原町の保育園の特徴
与那原町の保育園には、次のような特徴があります。
- 公立施設が1か所のみで民設民営が中心:町立の認可保育所は阿知利保育所のみで、残りは社会福祉法人・一般社団法人・株式会社など多様な民間事業者が運営しています。
- 乳児専門施設(0〜2歳)が複数あり、系列での接続体制が整っている:どんぐりの木保育園・友愛乳児園・東の森保育園分園・おれんじはうすなど、乳幼児専門施設が複数あり、それぞれ同一法人の3歳以降の施設へスムーズに接続できる体制を整えています。
- 施設ごとに独自の保育方針を持つ:「和顔愛語の保育(コスモス保育)」「見守る保育・待ちの保育」「動物の飼育を通じた命の教育」など、理念や保育手法が施設によって大きく異なります。
- 発達特性への配慮や医療連携を明示している施設がある:臨床心理士の訪問支援を導入した施設や、嘱託小児科医・歯科医・看護師2名体制を整えた施設があり、配慮が必要な子どもの受け入れに積極的な施設が複数あります。
- 情報公開の充実度に差がある:育成方針・食育・設備を詳しく公開している施設がある一方、町の基本情報のみで詳細が確認しにくい施設もあります。
ここからは、選び方の主な観点別に各施設の違いを整理していきます。
運営形態と法人規模で見る分類
与那原町の保育施設は、公立・法人立・小規模保育・家庭的保育・認定こども園と多様な運営形態が混在しています。
公立・認定こども園
阿知利保育所は与那原町が設置・運営する唯一の公立施設です。土曜保育にも対応しており、長年地域の就労家庭を支えてきた存在です。
浜田ハピネス認定こども園は幼保連携型の認定こども園で、就労の有無にかかわらず利用できる形態を取っており、保育所・幼稚園の両機能を持ちます。
小規模保育事業所・家庭的保育
どんぐりの木保育園・こみなと保育園・東の森保育園分園・のびるひろば・竹の子乳児園・友愛乳児園・おれんじはうすは、0〜2歳専門または少人数保育を行う地域型施設です。定員5〜18名程度の小規模な環境で、保育士との距離が近い手厚い保育が受けられます。
乳幼児期の接続を見据えた法人系列
0〜2歳の専門施設から3歳以降の施設へスムーズに移行できる「系列接続」の体制が、与那原町の特徴のひとつです。
- どんぐりの木保育園 → 与原保育園(社会福祉法人真泉福祉会・同一敷地内)
- 友愛乳児園 → 友愛保育園(社会福祉法人友愛福祉会)
- 東の森保育園分園 → 東の森保育園本園(同一運営主体)
- おれんじはうす → きっずまぁる系列(一般社団法人きっずまぁる)
乳幼児専門施設を選ぶ際は、3歳以降の接続先の方針・定員・空き状況を入園前に確認することが重要です。
独自の保育方針が特徴的な施設
教育理念が明確な施設
コスモス保育園は「和顔愛語の保育」を理念に、コスモスの花びら8枚になぞらえた8つの価値観を保育の軸としています。
のびるひろばは「見守る保育・待ちの保育」を掲げ、子どもの自発性を引き出すアプローチを採用しています。
動物・自然体験を重視する施設
すみれ保育園は毎日の散歩とヤギ・ニワトリ・ウサギ・カメの飼育を保育に組み込んでいます。草刈りや掃除といった生活体験も保育の一部として取り入れており、責任感・忍耐力を育む機会を設けています。
子どもの主体性を重視する施設
保育園与那原ベアーズは「保育園が楽しい」を目標に、食事では食べたいものから食べられる環境を整えるなど、子どもの意思を尊重した保育を実践しています。
発達特性への配慮・医療連携体制
与原保育園は臨床心理士の訪問支援を継続的に実施しており、発達の気になりを抱える子どもや保護者が相談しやすい環境を整えています。保護者支援にも積極的に取り組んでいる施設です。
保育園与那原ベアーズ1・2は嘱託小児科医・歯科医と看護師2名を配置しており、医療・健康管理の体制が充実しています。睡眠時の安全対策として特注マットレスを全園児分用意していることも特徴です。
食育・調理環境での差異
こみなと保育園は完全自園給食を実施し、アレルギー対応も個別に行っています。食を発達支援の柱と位置づけた運営です。
竹の子乳児園も自園調理による給食を提供しており、0〜2歳の乳幼児の食事を園内で手作りしています。
与那原町の保育園一覧
| 施設 | 対象 | 定員 | 時間 | 台風時 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| 阿知利保育所 | 0歳〜5歳 | 70名 | 平日 7:15〜19:15 / 土曜 7:15〜18:15 | 確認中 | 0〜2 歳は与那原町利用者負担額表 / 3〜5 歳は無償化(給食費 5,500 円別途・主 500・副 5,000) |
| おれんじはうす | 0歳〜2歳 | 5名 | 7:15〜18:45(延長 19:15) | 確認中 | 町利用者負担額表 |
| コスモス保育園 | 0歳〜5歳 | 80名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 3〜5 歳給食費 5,500 円(主 600・副 4,900)/ 保護者会費 3,000 円/年・世帯 / 延長日額 300 円 |
| こみなと保育園 | 0歳〜2歳 | 18名 | 月〜土 7:00〜18:00 / 延長あり | 確認中 | 町利用者負担額表 / 完全自園給食・アレルギー対応 |
| すみれ保育園 | 0歳〜5歳 | 100名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 0〜2 歳は町負担額表 / 3〜5 歳給食費 5,000 円(主 500・副 4,500)/ 延長 1 時間 300 円 |
| 竹の子乳児園 | 1歳〜2歳 | 18名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 / 延長 18:00〜19:00 | 確認中 | 町利用者負担額表 |
| どんぐりの木保育園 | 1歳〜2歳 | 11名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜19:00 / 延長 18:00〜19:00 | 確認中 | 町利用者負担額表 |
| のびるひろば | 0歳〜2歳 | 18名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 / 延長 18:00〜19:00 | 確認中 | 町利用者負担額表 / 自園調理 |
| 浜田ハピネス認定こども園 | 0歳〜5歳 | 85名 | 平日 7:15〜19:15 / 土曜 7:15〜18:15 | 確認中 | 2・3 号の 3〜5 歳給食費 6,000 円・1 号 4,800 円 / 延長 300 円/時間 |
| 東の森保育園 分園 | 0歳〜1歳 | 45名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 教材費 5,000〜7,000 円/年 1 回 / 延長 300 円/時・150 円/30 分 |
| 東の森保育園 本園 | 2歳〜5歳 | 90名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 給食費 5,500 円程度 / 延長 18:00〜19:00 で 300 円/時・150 円/30 分 |
| 保育園与那原ベアーズ1 | 0歳〜5歳 | 100名 | 平日 7:00〜20:00 / 土曜 7:00〜19:00 | 確認中 | 3〜5 歳給食費 5,500 円(主 1,000・副 4,500)/ 延長 300 円/時・600 円/2 時間・月 3,000/6,000 |
| 保育園与那原ベアーズ2 | 0歳〜5歳 | 131名 | 平日 20:00 まで延長運用 / 土曜 19:00 まで | 確認中 | 主食 500 円/月 / 夕食 350 円/食 / 延長 300 円/時 |
| 友愛乳児園 | 0歳〜2歳 | 18名 | 7:00〜18:00 / 延長 18:00〜19:00 | 確認中 | 町利用者負担額表 |
| 友愛保育園 | 0歳〜5歳 | 100名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 0〜2 歳は町負担額表 / 3〜5 歳給食費 5,800 円 / 延長 50 円/10 分 |
| 与原保育園 | 0歳〜5歳 | 100名 | 平日 7:00〜19:00 / 土曜 7:00〜18:00 | 確認中 | 3〜5 歳給食費 5,500 円(主 1,000・副 4,500)/ 延長 18:00〜18:30 で 150 円 |
与那原町の保育園をご紹介
ここでは、与那原町の保育園をそれぞれご紹介します。
1. 阿知利保育所
与那原町が設置・運営する認可保育所で、町内唯一の公立施設です。土曜日の保育にも対応しており、長年にわたり地域の就労家庭の保育を担ってきた施設です。
安心感・信頼感を持って活動できる環境づくりを重視し、たくましい行動力と豊かな心を育む保育を実践しています。与那原町の公立施設として、地域の子育て支援の中心的な役割を果たしています。
2. おれんじはうす
一般社団法人きっずまぁるが運営する家庭的保育事業所で、定員5名という少人数の中で生後3ヶ月〜2歳の子どもを受け入れています。
同法人は学童クラブ等も運営しており、乳幼児期から学童期まで継続した子育て支援の体制を地域で整えています。少人数の家庭的な雰囲気の中で、地域連携を活かした保育が受けられます。
3. コスモス保育園
社会福祉法人健真福祉会が運営する認可保育園で、昭和58年(1983年)に与那原町初の乳児保育指定保育所として開園した施設です。平成27〜28年に園舎を建て替えており、一時保育・特別支援保育にも対応しています。
「コスモス保育(和顔愛語の保育)」を理念に掲げ、コスモスの花びら8枚になぞらえた8つの願い(慈・情・体・美・意・智・真・善)をもとにしたバランスある人格形成を目指しています。健康でたくましい子・思いやりのある子・創造的に考える子の育成を保育目標としています。
4. こみなと保育園
株式会社KJ不動産開発が運営する地域型小規模保育事業所A型で、「心・知・体の総合保育」を理念に掲げています。定員18名の少人数制のもと、0〜2歳の子どもを受け入れています。
完全自園給食によって食事内容を細かく管理しており、アレルギーを持つ子どもへの個別対応も実施しています。食を通じた発達支援を保育の柱のひとつとしています。
毎日の散歩を保育に取り入れており、外出を通じた体力づくりと外の世界への興味・関心を育む活動を日常的に行っています。
5. すみれ保育園
社会福祉法人日新福祉会が運営する認可保育園で、「見る、聞く、触れる 原体験から」をコンセプトに保育を実践しています。日々の散歩と小動物(ヤギ・ニワトリ・ウサギ・カメ)の飼育を通して、命を守り育てることを子どもたちに伝えています。
草刈りや掃除といった生活体験を保育に組み込み、責任感・忍耐力・集中力を育てています。運動会・もちつき会・盆踊りなど四季折々の行事も取り入れ、豊かな体験を大切にしています。
6. 竹の子乳児園
自園調理による給食を提供しており、0〜2歳の乳幼児の食事を園内で手作りしています。一時保育にも対応しており、地域の子育て家庭が幅広く利用できる体制をとっています。
アットホームな雰囲気の中で一人ひとりの発達やペースに合わせた個別対応を実践する地域型小規模保育施設で、園庭での外遊び環境も整えています。
7. どんぐりの木保育園
社会福祉法人真泉福祉会が運営する地域型小規模保育事業所A型で、0〜2歳の子どもを受け入れています。同法人の与原保育園と同一敷地内に位置しています。
同一敷地の与原保育園と密接に連携しており、卒園後はそのまま与原保育園へ接続できる体制が整っています。法人内で乳児期から就学前まで継続した保育環境が確保されています。
8. のびるひろば
一般社団法人純伸福祉会が運営する地域型小規模保育事業所で、「見守る保育、待ちの保育」を方針に掲げています。子どもの可能性を引き出すことを目指し、少人数保育による手厚い関わりの中で、地域とのふれあいを大切にする子どもの育成を目標としています。
同法人はのびるっこ学童クラブ・のびるっこ児童クラブも運営しており、地域活動事業として世代間交流・地域交流事業にも取り組んでいます。
9. 浜田ハピネス認定こども園
社会福祉法人三和福祉会が運営する幼保連携型認定こども園です。保育所と幼稚園の両機能を兼ね備えており、就労の有無にかかわらず地域の子育て家庭が利用できる施設形態をとっています。
様々な活動・体験を通じた「生きる力」の土台づくりを保育・教育の理念として掲げています。認定こども園として幅広い認定区分の需要に対応し、各家庭の状況に合わせた保育を提供しています。
10. 東の森保育園 分園
東の森保育園の乳児専門分園で、生後3ヶ月から2歳の子どもを受け入れています。3歳以降は本園(3〜5歳)へ接続できるため、転園なく乳幼児期から就学前まで継続した保育が受けられます。
11. 東の森保育園 本園
3〜5歳専門の幼児保育を担う本園で、0〜2歳対応の分園と一体運営しています。分園卒園後は本園へスムーズに接続できるため、乳幼児期から就学前まで継続した保育が受けられます。
12. 保育園与那原ベアーズ1
「保育園が楽しい」を保育目標に掲げ、子どもたちの主体性を尊重した保育を実践しています。食事では食べたいものから食べることができる環境を整え、アレルギー対応の子どもにも常時おかわりを用意するなど、子ども一人ひとりの意思を大切にしています。
午睡時の事故防止のため、弾力性・通気性を工夫した特注マットレスを全園児分用意しています。玄関オートロックと監視カメラの設置、定期的な避難訓練の実施など、多角的な安全対策を整えています。
13. 保育園与那原ベアーズ2
社会福祉法人尚徳福祉会が2019年に開設した認可保育園(第2園)で、保育園与那原ベアーズ1との2園体制を組んでいます。嘱託小児科医・歯科医と看護師2名を配置しており、医療・健康管理の体制が整っています。
14. 友愛乳児園
社会福祉法人友愛福祉会が運営する地域型小規模保育施設(乳児園)で、0〜2歳の子どもを専門に受け入れています。
同法人が運営する友愛保育園と系列で連携しており、3歳以降は友愛保育園へスムーズに接続できる体制が整っています。法人内で乳児期から就学前まで一貫した保育環境が確保されています。
15. 友愛保育園
社会福祉法人友愛福祉会が運営する法人立認可保育園で、同法人が運営する友愛乳児園と系列連携しています。乳児期から就学前まで法人内で継続した保育環境が整っています。
16. 与原保育園
社会福祉法人真泉福祉会が運営する認可保育園で、臨床心理士の訪問支援を活用した発達特性への配慮体制が整っています。発達の気になりを抱える子どもや保護者が相談しやすい環境を意識的に整えている施設です。
同一敷地内に同法人のどんぐりの木保育園(0〜2歳)が隣接しており、2歳以下の子どもが卒園後も同法人内で継続した保育を受けられる環境が整っています。地域の子育て支援にも積極的に取り組んでいます。
利用判断にあたって
各施設の特徴を確認したあと、実際に利用申し込みへ進む前に押さえておきたい確認手順を整理します。
公式情報の優先確認
施設の開所時間・定員・受け入れ年齢・料金は変更されることがあります。本ページの情報はあくまで参考として使い、最新情報は各施設の公式サイトまたは与那原町役場公式サイト(town.yonabaru.okinawa.jp)の子育て支援課ページで確認してください。特に小規模保育事業所は空き状況の変動が大きく、問い合わせ時点の情報が最重要です。
見学・問い合わせの進め方
施設の雰囲気・保育士との相性・園庭環境は、見学しないとわかりにくい要素です。希望施設の候補を2〜3か所に絞ったうえで、電話またはメールで見学予約を取ることを推奨します。見学時は子どもの月齢・就労形態・希望する保育時間を事前にまとめておくとスムーズです。
入園手続きの基本
認可保育所・認定こども園・地域型小規模保育事業所への入所申し込みは、与那原町子育て支援課(町役場こども課)を通じて行います。毎年11月〜12月頃に翌年度の入所申し込み受付が開始されます。企業主導型(ゆかぜ第二保育園)および認可外施設(ぽんぽん子ども預かり・友愛幼児園)は各施設への直接申し込みが必要です。
乳児専門施設の卒園後接続
0〜2歳専門の小規模保育事業所・家庭的保育を選ぶ場合は、3歳以降の接続先を入園前に確認することが重要です。友愛乳児園は友愛保育園へ、どんぐりの木保育園は与原保育園へ、東の森保育園分園は本園へ、それぞれ同法人内でスムーズに接続できる体制があります。接続先施設の方針・定員・空き状況もあわせて確認してください。
まとめ
与那原町の保育施設は、認可保育所から0〜2歳専門の小規模施設、夜間対応の認可外施設まで多様な選択肢があります。子どもの月齢・家庭の就労スタイル・保育方針の志向によって最適な施設は異なります。本ページの比較情報を参考にしながら、公式サイトの確認と施設見学を経て選択してください。
最終更新:2026-06-06。掲載情報は施設公式ページ・電話確認をお願いします。