与那原町の学童クラブの特徴
与那原町の学童クラブには、次のような特徴があります。
- 与那原東小・与那原小の2校区で申し込み先が分かれる:施設ごとに受け入れ対象の小学校区が決まっており、役場受付期間後の書類提出先も校区別に指定されています(東小区→きらり学童、与那原小区→ビュウラ)。
- 入所は抽選方式で先着順ではない:毎年1月上旬の約10日間に町役場で一斉受付し、抽選番号で決定します。待機需要は東小学校区に集中しています。
- 12クラブで規模・方針・体験内容に大きな差がある:法人・個人・宗教系団体など多様な運営主体が並立しており、体験行事・食事・設備・料金体系の充実度に施設差があります。
- 一般社団法人による運営が多数を占める:きっずまぁる・ちびっこJoyHouseきらり・そらまめ・なないろは一般社団法人形式で運営しており、社会福祉法人(三和福祉会)は1法人のみです。
- 公開情報の充実度に大きなばらつきがある:ほしぞら・アーキ・なないろは方針・行事・料金を詳しく公開している一方、竹の子・きらり・そらまめ・友愛は一次情報が少なく、見学・直接問い合わせで補う必要があります。
ここからは、選び方の主な観点別に各施設の違いを整理していきます。
体験行事・プログラムの充実度
体験活動が特に豊富な施設
ほしぞら学童は、ユインチホテルキャンプ場でのキャンプ・玉城青年の家リーダー研修・プラネタリウム体験・いちご狩りなど、年間を通じて校外体験行事を多数実施しています。さらに沖縄出身の映画監督・平一紘氏による演技ワークショップや、ルークス志塾と連携した総合型選抜受験対策セミナーも導入しており、他施設にない独自プログラムが特徴です。
アーキ学童は木工体験・コマ回し大会・カレーパーティーなどの行事に加え、土曜日には手作りおやつ体験を実施しています。
スポーツ特化プログラム
なないろ学童は、国内外の元プロサッカー選手が日本・オランダ・バルセロナの指導法を用いたサッカー教室を定期開催しています。「サッカーを楽しみながら仲間を作り、人として成長する」ことを育成方針の軸に置いています。
系列施設合同行事
まぁる学童クラブ〜風・まぁる学童クラブ〜森は、同一法人(一般社団法人きっずまぁる)が運営する2施設合同の「まぁるウォーク」や2年に1度のプレイパーク開催など、法人横断の体験活動を提供しています。
食事・おやつの提供体制
アーキ学童は、おにぎり・果物・乳製品を含む手作りおやつを毎日提供し、長期休暇中はケータリング給食(希望者)にも対応しています。
多くの施設は一般的な市販おやつ提供にとどまっており、食育プログラムの情報を公開している施設はアーキ・ほしぞら・なないろに限られます。
系列法人と連携施設
法人の規模や系列関係も施設選びの参考になります。
- 一般社団法人きっずまぁる:まぁる学童クラブ〜風・まぁる学童クラブ〜森の2施設を運営。同法人はおれんじはうす(0〜2歳保育)も運営しており、乳幼児期からの継続利用が可能です。
- 一般社団法人ちびっこJoyHouseきらり:きらり学童クラブ1くみ・2くみの2施設を運営(定員各32名)。与那原東小区の書類提出先に指定されており、地域の一次受け皿施設に位置づけられています。
- 社会福祉法人三和福祉会:学童クラブなかよし広場を運営。学童支援員4名・補助員2名体制で、苦情解決ご意見箱を学童入口に設置するなど、透明性の高い運営を行っています。
受け入れ小学校区と立地
施設選びの最初の絞り込みは、通学する(または通学予定の)小学校の校区確認です。
| 校区 | 対象施設 | 特記 |
|---|---|---|
| 与那原東小区 | ほしぞら / アーキ / まぁる〜風 / きらり1・2くみ / なないろ / 友愛 | 待機需要が集中するエリア |
| 与那原小区 | まぁる〜森 / 竹の子 / ビュウラ / そらまめ / なかよし広場 | - |
| 両校区対応 | アーキ学童 | 与那原東小・与那原小の双方から受け入れ |
役場の一斉受付期間(毎年1月上旬)を逃した場合、与那原東小区はきらり学童クラブ、与那原小区はビュウラ学童クラブが書類提出先として指定されています。
料金体系と独自制度
ビュウラ学童クラブは「学年が上がるにつれて料金が下がる」独自の料金設計を採用しています(1年生:月額12,000円 → 6年生:月額5,000円)。小学校高学年でも継続利用しやすい設計です。
ほしぞら学童は兄弟割引(1,000円/人)を公式サイトで明示しています。
その他の施設の料金は、与那原町の学童クラブ共通の月額基準(令和7年3月制定の「放課後児童クラブ支援強化補助金交付規則」により一部補助あり)に準じますが、各施設への直接確認が必要です。ひとり親・生活保護・住民税非課税世帯向けの減免制度も町共通で設けられています。
与那原町の学童一覧
| 施設 | 対象 | 定員 | 時間 | 台風時 | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| アーキ学童 | 確認中 | 確認中 | 放課後中心 | 暴風警報・災害等で休所の場合あり | 料金要確認 |
| 学童クラブなかよし広場 | 確認中 | 45名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | 兄弟割引 月 1,000 円/人 / ひとり親・非課税世帯減免あり |
| きらり学童クラブ1くみ | 確認中 | 36名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| きらり学童クラブ2くみ | 確認中 | 36名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| そらまめ学童クラブ | 確認中 | 30名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 8:00〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| 竹の子学童クラブ | 確認中 | 40名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 8:00〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| なないろ学童 | 確認中 | 45名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| ビュウラ学童クラブ | 確認中 | 45名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜18:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり / 兄弟割引 1〜3 年生間 月 500 円 |
| ほしぞら学童 | 確認中 | 確認中 | 放課後中心 | 暴風警報・災害等で休所の場合あり | 料金要確認 |
| まぁる学童クラブ〜風 | 確認中 | 36名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| まぁる学童クラブ〜森 | 確認中 | 30名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
| 友愛学童クラブ | 確認中 | 36名 | 平日 12:00〜19:00 / 土 7:30〜17:00 | 暴風警報・災害等で時間変更・休所の場合あり | ひとり親・非課税世帯減免あり |
与那原町の学童をご紹介
ここでは、与那原町の学童をそれぞれご紹介します。
1. アーキ学童
おにぎり・果物・乳製品を組み合わせた手作りおやつを日常的に提供しており、子どもの健康を意識した食育が日々の保育に組み込まれています。土曜日は子どもたちが一緒におやつを作る「手作りおやつ体験」を実施しており、長期休暇中はケータリングによる給食を希望者に提供しています。
学童では珍しく「園庭」と「畑」を有しており、外遊びができる環境が整えられています。ドッジボール・バスケット・サッカーなど体を動かせるスペースで、日常的な運動習慣を支える施設設計になっています。
保育士・幼稚園教諭第2種・放課後児童支援員・子育て支援員など複数の有資格者が在籍しており、多様な専門性を持つ支援員による保育が特徴です。与那原東小・与那原小の両方の児童を受け入れており、小学校からのお迎えは無料で行っています。
2. 学童クラブなかよし広場
社会福祉法人三和福祉会が運営しており、字与那原1775に法人本部を置く福祉法人が与那原小学校区の児童を受け入れています。学童支援員4名・補助員2名体制で、運営責任者と苦情受付担当者をそれぞれ設けた透明性のある運営を行っています。
施設入口にはご意見箱(苦情解決用)を設置しており、利用者が意見を伝えやすい仕組みを整えています。社会福祉法人としての専門性を活かした保育支援について、公式サイト(3wahukushikai.net/school)でも施設情報を公開しています。
3. きらり学童クラブ1くみ
一般社団法人ちびっこJoyHouseきらりが運営しており、与那原東小学校区(字板良敷708-4)に位置しています。定員は32名で、与那原町役場の一斉受付期間終了後は与那原東小学校区における申込書類の提出窓口施設として指定されています。
4. きらり学童クラブ2くみ
一般社団法人ちびっこJoyHouseきらりが運営しており、字板良敷708-5に位置する1くみの姉妹施設です。定員は32名で、与那原東小学校区の申込書類提出先として1くみと連名で指定されており、二施設合計で最大64名の受け入れ体制を担っています。
5. そらまめ学童クラブ
一般社団法人そらまめ学童クラブが運営しており、与那原小学校区の児童を対象に与那原町字与那原635で放課後児童クラブを運営しています。定員は30名で、育成方針や行事・プログラムの詳細は現時点で公式情報源での確認に至っていません。
6. 竹の子学童クラブ
御殿山親水公園横に位置しており、与那原小学校区の児童を受け入れる放課後児童クラブです。育成方針や行事・スタッフ体制等の詳細情報は現時点で公式情報源での確認に至っておらず、見学・問い合わせによる確認が必要です。
7. なないろ学童
国内外の元プロサッカー選手がオランダ・バルセロナ・日本の指導メソッドを組み合わせたサッカー教室を実施しており、スポーツを通じた人間形成を保育の柱としています。「サッカーを楽しみながら学び、仲間を作り、人として成長していくこと」を育成方針に掲げており、競技力より人格形成を重視した指導が行われています。
一般社団法人なないろ学童が運営しており、与那原東小学校区の児童を受け入れています。定員は45名で、公式サイト(nanairogakudo.com)でも施設の詳細を確認できます。
8. ビュウラ学童クラブ
学年が上がるごとに月額利用料が段階的に下がる料金設計を採用しており、1年生12,000円から6年生5,000円まで設定されています。高学年になるほど費用負担が軽くなる仕組みで、長期利用を前提とした家庭に配慮した体系です。
与那原小学校区の児童を対象としており、与那原町役場の一斉受付期間終了後は与那原小学校区における申込書類の提出窓口施設として指定されています。育成方針や行事・プログラムの詳細は現時点で公式情報源での確認に至っていません。
9. ほしぞら学童
「非認知能力の育成」と「アタッチメント(愛着)保育」を運営理念に掲げており、子どもと指導員の信頼関係を日常保育の基盤としています。幼稚園・小学校の教員免許を持つ指導員が在籍しており、宿題指導から保護者の子育て相談まで幅広く対応しています。
沖縄出身の映画監督・平一紘氏を招いた演技ワークショップや、ルークス志塾と連携した総合型選抜受験対策イベントなど、学童らしからぬ独自企画を実施しています。体験活動もユインチホテルキャンプ場でのキャンプ・玉城青年の家でのリーダー研修・プラネタリウム体験・いちご狩りと多岐にわたり、年間を通じて豊富な機会を設けています。
電子ピアノ・パソコン・図書スペース・空気清浄機・静養スペースを備えており、子どもが落ち着いて過ごせる環境が整えられています。通常19時まで(土曜17時まで)対応しており、共働き家庭に配慮した運営時間となっています。
10. まぁる学童クラブ〜風
一般社団法人きっずまぁるが運営しており、異年齢の仲間との関わりを重視した保育を行っています。3年生以上を対象としたリーダー研修(年3回程度)や学童施設でのお泊り会、2年に1度のプレイパーク開催など、子どもの自主性と社会性を育む取り組みを継続的に実施しています。
姉妹施設である「まぁる学童クラブ〜森」と合同で「まぁるウォーク」という独自イベントを開催しています。保護者が参加するイベントや情報交換会も行っており、家庭との連携を大切にした運営スタイルです。
11. まぁる学童クラブ〜森
一般社団法人きっずまぁるが運営する少人数制の学童クラブで、与那原町内の伊波アパート2階に位置しています。令和3年8月時点の在籍児童数は21名と小規模な環境です。
土曜日の開所時間は変則的で、第1・3・5土曜日は13:00まで、第2・4土曜日は18:00までとなっています。姉妹施設である「まぁる学童クラブ〜風」と合同で「まぁるウォーク」を実施しており、系列施設を超えた交流の機会を設けています。
12. 友愛学童クラブ
与那原東小学校区を対象とした放課後児童クラブで、与那原町の放課後児童クラブ入所案内に掲載されています。育成方針・行事・スタッフ体制等の詳細情報はWeb上での公式確認に至っておらず、見学・問い合わせによる情報収集が必要です。
利用判断にあたって
体験・プログラムの充実度を重視する方へ
独自イベントが豊富なほしぞら学童や、専門コーチによるサッカー教室を持つなないろ学童は、放課後の過ごし方に体験的価値を求める方に向いています。いずれも公式サイトで育成方針や料金情報などを事前に確認することができます。
外遊び・食環境を重視する方へ
園庭・畑を備えたアーキ学童は、外遊びや食育を重視する家庭にとって選択肢になります。与那原東小・与那原小の両方から受け入れており、小学校からのお迎えが無料な点も利便性の面で評価できます。
待機児童状況を踏まえた申込タイミングについて
与那原町は令和7年度に計画上84人分の不足が見込まれており、特に与那原東小学校区での待機が課題です。申込は毎年1月上旬の約10日間のみ受付で、先着順ではなく抽選番号による選考です。受付期間を過ぎた場合は、与那原小学校区はビュウラへ、与那原東小学校区はきらり学童クラブへ直接書類を提出する必要があります。
情報収集の注意点
きらり・そらまめ・竹の子・友愛など複数の施設は、育成方針や料金等の詳細がウェブ上で公開されていません。入所を検討する際は、各施設への直接問い合わせが必要です。また町の入所案内配布は年1回(1月上旬)のため、早めの情報収集をおすすめします。
まとめ
与那原町の学童クラブは12施設が運営されており、体験型プログラムや食育に力を入れる施設から、地域に根付いた法人系列型の施設まで多様な選択肢があります。入所は町役場での一括受付・抽選選考で、待機児童の発生が見込まれるため、申込時期の確認と複数施設への検討が選択の鍵となります。
最終更新:2026-06-06。掲載情報は施設公式ページ・電話確認をお願いします。