こんにちは、ねむ。です。
この記事では、 ADHDとパワハラにおける関係についてまとめていきます。
自分なりにパワハラについて考えてみてください。
ではいきましょう!
ADHDを持つ人は、パワハラを受けやすいのか?

実際に、ADHDを持つ人はそうでない人に比べてパワハラを受けやすいのでしょうか?
先に結論を書いておくと、受けやすいです・・・。
パワハラを受けてしまう理由はいくつかありますが、その理由を3つ紹介します。
- 考え方が合わない。
- 理解度が低いと思われてしまう。
- コミュニケーションを取ることが他の人より苦手である。
それぞれ解説します!
パワハラを受けやすい理由①
考え方が合わない。

ADHDを持つ人は、他の人と表現や捉え方が違うことが多いので、相手をイライラさせてしまう場面が多いです。
周りに合わせることを常識と考える日本にとっては、かなり相手をイライラさせてしまう原因になります。
パワハラを受けやすい理由②
理解度が低いと思われてしまう。

上の理由と少し似ていますが、ADHDを持つ人は理解度が低いと感じられがちです。
他の人なら1、2回で覚えられることを、4、5回と繰り返さないと覚えられなかったり・・・。
作業によってやる気が変わってくるので、そのやる気が理解に影響する場面がほとんどです。
なので、場合によっては他の人の何倍も覚えるのに苦労することがあります。
パワハラを受けやすい理由③
コミュニケーションを取ることが他の人より苦手である。

ADHDを持つ人は誰かと行動することを苦手に感じる人もいるので、そういった人はコミュニケーションを取るのが他の人より苦手です。
話しても伝わらないヤツだと思われてしまうと、パワハラをしてしまうのかもしれません。

私の場合は、特に大人数での会話が苦手です。
5、6人あたりから話すのに緊張します。
具体的なパワハラの例がこちらです。

次に、受けるパワハラの具体的な例を紹介します。
- 暴言をはかれる。
- 仕事を押し付けられる。
やっぱり、仕事を押し付けられてしまうことがパワハラとしては多いです。
それから、暴言を吐かれることも結構あるそうです。
押し付けられた仕事を断るのも苦手な人が多いと思うので、苦労してしまいそうです・・・。
私も断れる自信がないです・・・。
参考にした記事
こちらの記事を参考にしました。言われた言葉の内容や、心の状態、上司の人柄もまとめられているので、理解しやすかったです。
時間のある方は読んでみてください。
» 発達障害で職場になじめず、いじめに。生きづらかった原因と対処法|Yahoo!ニュース
※現在は削除されています。
逆に、パワハラをしてしまうこともあります・・・。

逆に、ADHDを持つ人がパワハラをしてしまうこともあります。
まずは、パワハラをしてしまう理由についてまとめてみます。
パワハラをしてしまう理由がこちらです。

パワハラをしてしまう理由は、それもADHDの症状のひとつだからです。
無意識にやってしまうものなので、治療しなければ改善されない部分もあります。
やってしまうパワハラはこれです。

具体的には、こういったパワハラが主です。
思っていることをすぐ伝えてしまう。
こんな感じです。
- ハゲている人を見て、”ハゲ”と言ってしまう。
- 太っている人を見て、”ちょっと太ってない?”と言ってしまう。
ついつい、みて実際に感じたことを言ってしまいます。
パワハラで裁判まで発展した事例を紹介します。

ADHDを持っていたわけではないですが、ある発達障害が原因でパワハラとなり、裁判にまで発展した事例です。
ある方(以下:Aさん)が大学で教授として採用後に、ASD(アスペルガー)であることを報告すると、次のようなことになりました。
①Aさんと生協職員とトラブルになったとき、Aさんが生協職員を土下座させた。
②ささいな規則違反をした学生と口論になり、Aさんが110番通報した。
③Aさんが大学病院で受診中に情緒不安定になって、自ら手首を切り銃刀法違反で現行犯逮捕された。このようなことがあったため、職場がAさんを解雇しました。
» 事例で学ぶ発達障害の法律トラブル③「合理的配慮は解雇の場面でどのように影響するのか?」|代々木事務所 blog
すこし複雑な事例だと感じたので、この解雇が不当なのか、正当なのかは深く考えられないです。
また、この事例はASD(アスペルガー)を持った方に関して書かれています。
ASDについては、こちらの記事でまとめています。
気になった方は読んでみてください。

- 【徹底比較!】ADHDとアスペルガー
今回は、 ADHDとアスペルガーを比較するというテーマでまとめてみました。アスペルガーは、ほかにも言い方があって、アスペルガー症候群、自閉症スペクトラムと言われたりします。
発達障がい = 犯罪者ではありません!

発達障がいを持っている人が犯罪に走ってしまうことは、確かに多かったりします。
ですが、発達障がいを持っている=犯罪者ではないということは覚えておいてほしいです。
発達障がいを持っていても、犯罪を犯さない人のほうが圧倒的に多いです。
発達障がいを持っている人は、独創的な発想があったり、個性が強かったり、自分の考えがしっかりとある方が多いので、私は結構好きだったりします。
環境が悪いことがほとんどです・・・。

発達障がいの有無に関わらず、パワハラや犯罪を起こしてしまうのは、環境の影響が大きいです。
こんな環境で過ごしていたとしたら、パワハラをしてしまうのは環境が原因とは考えられないでしょうか?
- 悪口を言われる家庭環境で育った人。
- パワハラが起こっているのが日常茶飯事の会社。
- 困っても、誰も助けてくれない環境にいた子供のころ。
こういった環境を経験していたり、いまがその環境だったら、パワハラを受けることも、相手にやってしまうことも、仕方のないことだと感じてしまうかもしれません。
実際に、育児放棄をする親は、過去に自信も育児放棄をされた経験があったり、体罰をする指導者は、過去に体罰を受けていることが多いです。
やはり、環境が与える影響の方が大きいと思っています。
ADHDについてもっと詳しく知りたい方へ!

ADHDについて、このサイトではかなり深くまとめています。
なので、もっと学びたい方はぜひこちらから気になる記事を読んでみてください!
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